引越し業者選びの見積もり後、しつこい引越し業者への断り方

訪問見積もりを依頼すると、営業マンがいつまでも居座ってなかなか帰ろうとしないことや、何度もしつこく電話してくることがあります。

特に、引越しシーズンを過ぎた閑散期は、どの業者も1件でも多く契約を取ろうと必死になるので、

「今決めてくれたら安くします。」
「いくらだったら今決めてくれますか?」

という決まり文句でとことん粘る人もいます。

人によっては、

「今決めないと、この値段にはできませんよ。」
「今決めないと、トラックの空きがなくなるかもしれませんよ。」
「決めてくれるまで帰りません!」

と、半ば威圧的な態度で契約を迫られることもあります。

提示してきた見積額が予定額を下回る破格の金額でしたら即決もありだと思いますが、繁忙期ならともかく閑散期はその場で決めなければ安くならないなんてことはありませんので騙されないようにしましょう。

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引越し屋

訪問見積もりで、帰らない業者への断り方

時間を最初に告げておく

まず、見積もり前に、時間を制限しておくと良いです。

  • 「◯時から出かける予定があるので、それまでにお願いします。」
  • 「◯時に次の業者が来ることになっているので、それまでにお願いします。」

このように、予定が入っていることをあらかじめ伝えておき、時間になったら帰ってもらいましょう。

家族や会社を引き合いに出す

自分の力で断ることが苦手な人は、家族や会社を引き合いに出して断りましょう。

  • 「決定権は夫(親・会社)にあるので、どうしても今決めることはできません。」
  • 「夫(親・上司)に相談しないといけないので、勝手に決めることはできません。」

それでも帰らないとき

それでも帰らないような業者であれば、このような断り方も効果があります。

  • 「本当に勝手に決めると夫(親・上司)に叱られますので、どうしても契約を取らないと帰れないのであれば、私が直接A社に電話をして、あなたの上司に返事を待ってもらえるようにお願いしますので、それでよろしいですか?」
  • 「こちらにも都合があって即決できないと言っているので、そこまでおっしゃるのでしたら残念ですが今回はお断りします。この場で決めないといけないことを知らなかったので、せっかく来ていただいたのに申し訳ございません。」

見積もりに来る営業マンと当日の作業員は全く別の人とはいえ、営業マンの人柄って大事ですよね。

あくまでも毅然とした態度で大人の対応をして、どうしても気が済まない場合は本社宛に営業のクレームを入れると良いでしょう。

電話での断り方

契約すると決めた業者以外からいつまでもしつこく電話がかかってくることがありますが、ひるむことはありません。

自分から断りの連絡をした方が楽?

引越し業者の間では、「契約をしない場合は連絡しなくても問題ない」ことが暗黙の了解としてあるようです。

しかし、依頼しない業者からいつまでもしつこい電話がかかってくるとそれだけでストレスになりますから、契約が確定したら、断る業者に対しては早めに連絡をした方が後々自分が楽ですし、気持ちよく引越しをすることができます。

見積もりに来てくれた営業マンに連絡しづらくても、直接会社の受付に電話すると良いでしょう。

  • 「今回は他の業者に依頼することにしましたので、申し訳ございませんがお断りさせてください。」

断る理由

自分から連絡をしたときに断る理由を聞かれることもあれば、何度もしつこく電話してきて他社の誹謗中傷をしたり、もっと良い条件で交渉を継続しようとされることもあります。

何を言われてもこれ以上は交渉の余地がないことを、ハッキリと伝えましょう。

  • 「勤め先から指定の業者があると指示を受けてしまったので、ご面倒をおかけしましたが今回の見積もりはなかったことにしてください。」
  • 「値段やサービス内容を総合的に判断した結果、今回は他社に決めました。」
  • 「父の知人に引越し業者に勤めている方がいたそうで、今回はその方のところでお願いすることにしました。」
  • 「すみませんがもう決めたことですので、これ以上お電話を頂いても変更するつもりはありません。」

契約する業者が断ってくれる場合

「他の業者には断りづらいでしょうから、当社から断りの連絡を入れましょうか?」
と、契約を決めた業者から言われることがあります。

面倒なことまで気を使ってくれる気が利く業者のように見えて、実は他の業者にこれ以上安い値段で交渉されてしまうことを阻止するためでもあります。

相手にもメリットがある申し出ですから、価格やサービスに納得して決めたのでしたら、ありがたく甘えてしまいましょう。

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