引越し価格を安くする値引き交渉術

引越し価格は、言わば「時価」のようなもので、引越し時期やその他のさまざまな要因によって大きく変動します。そのため、見積もりで提示された金額が妥当なのかを判断することは難しいですよね。

実は、引越し会社が最初の見積もりで提示してくる金額は、高めに設定されている場合が多いので、こんなものだと思って契約すると、大きな損をすることがあります。

引越し価格は交渉次第で安くすることができるのですから、ぜひ交渉することをおすすめします。

Check!

[PR] 引越しっていくらかかるの?
超簡単!無料一括見積り比較!
引越し屋

レベル1:交渉が苦手な人の値引き交渉術

引越しで、複数社の見積もりを取ることと、相見積もり(訪問見積もり)を取ることは基本です。一括見積もりなどで複数社の料金を比較した後は、実際に家に来てもらって正式な見積額を出してもらいましょう。

これは、値引きのためだけではなく、「見積もりと違う」「追加請求された」といった後々のトラブルを未然に防ぐためにも必要なことです。

とはいえ、自分の要望をきちんとハッキリ伝えることができなければ営業マンの思うツボです。交渉が苦手な人はあまり値切ろうと意気込まず、自然な形で交渉できる切り札を用意しておきましょう。

1-1.見積もりは早めに取る

まず最初のコツは、見積もりを早めに取ることです。

1ヶ月以上前に見積もり&契約をすると、早期割引が適用される場合があるだけでなく、引越し業者のスケジュール調整もまだまだしやすい時期なので、値引き交渉がしやすくなります。

1-2.引越し会社の割引・キャンペーン情報をチェック!

引越し業者のWEBサイトには、印刷して使えるクーポン券や、各種割引、キャンペーン情報が記載されていることがあります。

これらの割引情報は、見積もりのときに自分から言い出さなければ適用されない場合もあるため、「HPに掲載されている◯◯割引を使いたい」と申し出て、割引をしてもらいましょう。

口約束だけではなく、必ず見積書に記載してもらうことがポイントです。

1-3.他社にも訪問見積もりを依頼していることをアピールする

交渉が苦手な人の中には、他社と比較していることを悪いと思って言い出せなかったり、言い出すタイミングがわからないという人もいます。

しかし、料金の安さや対応を比較して決めたいと思うことは当然のこと。悪いなんて思う必要はこれっぽっちもありません。

面と向かって「安くして!」と言えなくても、「すみません。実は、他にも何社か見積もりに来ることになっているので、今すぐにはお返事できませんがよろしくお願いします。」と見積もり前にひとこと言って他社の存在をアピールし、交渉の糸口をつくることが大事です。

値引き交渉は段階的に3回は値切ることができると言われていますから、「今決めてくれたら~」と言われて即決してしまうと、それ以上は交渉できなくなるので流されないように気をつけましょう。

レベル2:知らないと損する値引き交渉術

2-1.日時の決め方に注意

繁忙期、土日・祝日、大安、午前中などは、引越し価格が割高になる可能性が高いため、これらの時期は避けた方が良いです。

しかし、ただ単に「平日の仏滅ならいつでもいいです。」と言ってしまうと、思うように値引きがされない可能性が高くなってしまいますので、次のように妥協案を提示する形で伝えてみましょう。

吹き出し(左・ぶた)

できれば◯日がいいんですが、他にもっと安くなる日はありますか?

吹き出し(左・ぶた)

◯月◯日~△月△日の間で、一番安くなる日時を教えてください。

吹き出し(左・ぶた)

A社さんの都合の良い日にこちらの予定を合わせたら、どれくらい安くしてもらえますか?

2-2.ズバリ!希望価格を伝えてみる

「◯円にしてくれるなら、今決めます。」と、希望する料金をズバリ提示してみるのもひとつの方法です。

ただしこの場合は、引越しにかかるトラックのガソリン代、人件費、その他の諸経費を考慮して、さらに複数社の見積もりから妥当な金額を導き出した上で交渉する必要があります。

無謀な金額を提示して、ケンカ腰でゴネることはやめましょう。

2-3.相見積もりで業者同士に競ってもらう

レベル1の「交渉が苦手な人の節約術」でも触れましたが、複数の業者に訪問見積もりを依頼していることを伝えることは効果的です。

「安くして」をストレスなく言える人は、相見積もりであることを伝えるだけでなく、次のようにハッキリと言ってしまっても問題ありません。

  • 「一番安くしてくれる業者さんにお願いするつもりです。」
  • 「A社では◯円と言われたんですが、もっと安くなりませんか?」

レベル3:限界までトコトン値引き交渉術

複数の業者に訪問見積もりを依頼して業者同士で価格を競わせることは、今や常識とも言える値引き交渉術です。

しかし、繁忙期にこの方法を使うと、反対に断られてしまう可能性が高いので注意しましょう。

3-1.訪問見積もりにきてもらう順番に注意

まず、第一候補の引越し業者には早めの順番(一番最後以外)に来てもらうと良いです。そして、相見積もりであることを伝えましょう。

一番最初に訪問した業者は他社の見積額を具体的に知ることができませんし、そのプレッシャーの中で手探り状態で交渉しなければいけませんから、相見積もりだということを伝えるだけで頑張って値引きしてくれる可能性があります。

さらに、2社目、3社目になると、「うちはもっと安くできますよ」とアピールしてくるので、後から来る業者の方が価格は安くなっていきます。(これ以上の値引き合戦には参加できないと判断した業者は、ここで去っていくこともあります。)

こうなると、一番最後に見積もりをする業者が有利にも思えますが、ポイントは「訪問見積もりで即決しない」ことにあります。

どの業者にもその場は一度帰ってもらい、比較検討してから連絡することを伝えましょう。

そして、訪問見積もりを依頼した全ての業者の見積もりが取れたら、契約したいと思う業者に電話して次のように言います。

例:「私としては対応の素晴らしかったA社さんにお願いしたいのですが、B社さんの方が安く、◯円と言われたんです。主人が(上司が)(親が)一番安いところにしろと言うので、なんとかもう少し安くしてもらうことはできませんか?」

ここまですれば、その場で即決するよりも更に安い料金でA社と契約できる可能性があります。

実際に来てもらうと、第一候補だった業者よりも他社が良かったと思うこともありますから、来てもらう順番は特に気にしなくても大丈夫だと思いますが、第一候補の業者を一番最後にすることは避けてください。

一番最後にするとダメな理由は、訪問見積もりの時点で一番有利になられてしまうと、やっぱりその業者にお願いしたいと思ったとき、電話での値引き交渉に困るからです。

いずれにしても、限界値引き額を引き出すためには、その場での即決をしないことが大切です。

ただし、自分の希望を下回る破格の料金を提示された場合は、それ以上値切ると反対に断られてしまう場合があるので即決すると良いでしょう。

[PR] 値引き交渉の基本!まずは一括見積もりから

引越し価格を相場よりも安く抑えるために、複数社の見積もりを取ることは今や常識です。

「安さ」に加え、「付帯サービス」「対応」などを総合的に判断して、トラブルのない引越しをするためにも、まずは複数社の見積もりをとって、しっかりと比較しましょう。

一括見積もりなら、一度の入力で複数の引越し業者に見積もりを依頼することができます。

引越し業者全国厳選40社!!
最大7社からスピード見積り!
お引越し屋★